セッコクとフウランの花

嬉しいことに、セッコク(石斛、長生蘭)の返り花がふたつ咲きました。植物は、慈しんで育てれば、応えてくれます。このたびは2度も・・・ 人間も同じ。(笑)
東京・高尾山では、杉などの老木の上で、5~6月に咲く花です。ブログでもよく話題になります。
わが家では5月に咲いて、記事掲載していました。これは、園芸品種で、「金山金剛(かなやまこんごう)」という、ちょいと厳めしい名前ですが、葉に黄色の斑が入ります。
セッコクとフウラン_e0413146_18230806.jpg
それから、もうひとつの古典園芸植物のフウラン(風蘭、富貴蘭)は、6~7月に咲き、こちらも、7月に記事掲載しましたが、受粉して(たぶん、自家受粉)、実が10個ほどつきました。熟して枯れると小さな種が採れます。
しばらくは無菌状態で育てる必要があり、さらに、うまく育てて、花を見るまでは、10~20年もかかり、存命中には見ることはできないので(苦笑)、チャレンジはいたしませ~ん。
セッコクとフウラン_e0413146_18423893.jpg
咲いたときの1枚です。
セッコクとフウラン_e0413146_18433780.jpg
俳句:
 
返り花 妻に呼ばるる こと もうなく 宮津昭彦 返り花(or 帰り花)は、冬の季語です。
 
今日の名言:
 
人間は遅咲き、早咲きがありますから、遅く咲く人間のことをじっくり見守ってあげる事が大事。だって、種まいてすぐには花は咲かないでしょ? マギー司郎 (手品師、タレント)