夏の蘭

その昔、父が「ナツラン(夏蘭)」と呼んで育てていた蘭、玉花蘭(ぎょっからん、玉華蘭とも書くようです)が、今年は早く咲いて、梅雨明けと同時に開花しました。
 
遠い昔、会社員時代の夏休みには、埼玉から九州まで車で何度も、愛犬もいっしょに家族で帰省していましたが、一鉢あるいは一株を分けてもらって、運ばれてきたもののひとつです。
先日掲載したフウラン(風蘭、富貴蘭)もそうです。
いずれも、40数年、さして増えもせず、絶えることもなく生きています。
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中国原産の東洋蘭の一種です。夏に咲く東洋蘭は、数少なく、あと知っているのは、駿河蘭があります。
わが家のは、葉の縁に白い条斑があります。そして、特徴のひとつ、甘い匂い、この株には感じませんが、蟻が大挙して、来ていますから、甘い匂いがあるのでしょう。
いや、原種に近いと思うのですが?、いろいろあるのかも。
 
匂いを感じない? さては、コロナ禍の症状??
でも、コロナ感染ではないようです。夕刻、外出先から帰ると、香水を纏った美女ならぬ、富貴蘭が、甘い匂いを漂わせて待っていてくれます。👍
 
今日の名言:
 
誰かの「ひとこと」で、急にしあわせな気分になる時がある。
誰かの「ひとこと」で、完全に人生が変わる人もいる。
誰かの「ひとこと」を支えに、一生を生きていく人もいる。
ヒトツヒトツ ノ コトバ 二 アイ ヲ。
すっごく難しいけれど、
それが一番シンプルで、一番大きな優しさの表現方法かもしれない。
 高橋 歩(実業家、随筆家)