上野恩賜公園 松方コレクション展

向島百花園を後にして、(車で)10数分の上野恩賜公園も訪ねました。
ちょうど、お昼時でしたので、上野精養軒本店で、プチ贅沢なランチにしました。
メンチカツ/ドミグラスソース(半熟の卵が載っていましたが、どうして、殻を上手く剥くのやら? 一度、試してみよう(笑))
スズキのポワレ/プロヴァンス風、野菜にスープにパンにコーヒー
🍺を一杯、飲めなかったのは残念でしたが、Delicious lunch!でした。
自分でも撮影してきたのですが、おいしそうな色には撮れていなかったので、画像は精養軒のサイトから拝借。
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玄関を出ると、右手には、芭蕉が「花の雲 鐘は上野か 浅草か」と詠んだ寛永寺の時鐘堂」があります。真正面には、上野大仏があります。大仏様は、お顔だけが小高い山に残っています。
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現在、東京国立博物館では、特別展「三国志」が開催されていますが、猛暑の中、百花園も含めて、3つの梯子は疲れるので、国立西洋美術館の「松方コレクション展」で絵画と彫刻を鑑賞してきました。
前庭には、6作品(5つはロダン作)あり、ひとつだけはよくわかりませんが、これらも、松方コレクションの一部です。
一番大きな作品は、「神曲」をモチーフにした「地獄の門」です。
この上の方のフレームで、座しているのが「考える人」で、いくつも鋳造されているので、ご存じの「考える人」は、これを、拡大したものです。”考える”というよりも、ロダンは、「扉の前でダンテが岩の上に腰を下ろし、詩想に耽っている」と書き記しているそうです。「考える人」は、「神曲」を著したダンテ自身の姿なのですね。
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松方コレクション展にご興味のある方は、画像をクリックしてください。
モネの「睡蓮」は、常設展で展示されているときは、撮影OKなので、一昨年、撮らせてもらったものです。松方コレクションの代表ともいえる作品で、今回は会場に展示されていて、すべて撮影禁止でした。カメラの腕と照明の違いで、実際の絵とは少々、色合いが異なります。大きさは、2mX2mの大作です。
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俳句:
 
睡蓮の 花の布石の ゆるがざる 木内彰志
 
今日の名言:
 
勝負は負けた時から始まる。弱さを知った時、己の成長が始まるんだ。人並みにやっていたら、人並みにしかならない。 神永昭夫(柔道家、柔道がはじめて採用された東京オリンピックで銀メダル受賞)