咲き始めた秋の七草

梅雨明けしたばかりだというのに、あと5日で、はや、立秋ですね。
 
秋の七草のいくつかが、先日の百花園では、咲き始めていました。
 
山上臣憶良(やまの(う)えのおみのおくら)の歌碑がありました。
傍らに、読みを記したルビまで入った板が立てられていました。
左下の”り”は、園内の29の句碑・歌碑・記念碑に、”いろはにほへ・・・うひのおくや”まで、割り当てられた識別の文字です。
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オミナエシ(女郎花)
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キキョウ(桔梗) 歌では、朝貌(あさがお)となっています。
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クズ(葛) 花序の根元の方から、まだ咲き上がり始めたばかりというのに、葛棚の下では、かすかに甘い香りが漂っていました。~ ~ (^^ゞ
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ハギ(萩)
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萩のトンネルの花はまだ、ちらりほらりでした。ここでは、宮城野萩と白花萩が咲きます。
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やや萎れたナデシコ(撫子)は咲いていましたが、あとは、ススキ(薄、芒)、フジバカマ(藤袴)ですね。覚え方のひとつに、オ(オミナエシ)・ス(ススキ)・キ(キキョウ)・ナ(ナデシコ)・フ(フジバカマ)・ク(クズ)・ハ(ハギ)(お好きな服は?)がありますね。(笑)
 
俳句:
 
葛の花の にほひの風を 過ぎて知る 篠原 梵
 
てふてふも 萩のトンネル くぐりぬけ 功雪(しらこばと)
 
今日の名言:
 
人の言葉は善意にとれ。その方が五倍も賢い。 ウィリアム・シェイクスピア(イギリスの劇作家、詩人)