小さきもの、みっつ

いまにも咲きそうだったヒメスイレンの蕾が、今日はいっとき、日が差したので、ようやく開きました。3年ほど前、ペットショップで、メダカの産卵床用のホテイアオイと並んでいたので、3鉢、求めました。粘土に植えられていたので、スイレン専用の土に植えなおして、毎年、咲いています。ヘルボラという品種です。花径は4cmほど。葉も小さいです。
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その睡蓮鉢に、初夏から、孵化した2mmほどのメダカの針子を移していましたが、大きくなりました。数えられませんが、数百匹、うじゃうじゃいます。(笑) まだ、稚魚です。このところ孵化した針子は、一緒にすると、餌と間違って食べられてしまうので、それらは、別の容器で育てています。
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一方、孵化に失敗したスズムシは、結局、ネット通販に注文して、雌雄5匹ずつ求め、昨日、成虫が届きました。ふつうに飼育していたら、最後の脱皮が終わるのは、8月の初めですが、もう、よく鳴いています。(^^♪
こちらは、泣き?虫のです。(笑)
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こちらは、尾部から長い産卵管(真ん中の1本)が伸びているです。
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10数年、飼い続けていて、失敗の原因に思い当たる節があります。昨年、産卵床(マット)を百均で求めました。素材がウッドチップでした。たぶん、湿気で、卵にカビが生えたのだろうと推察。そこで、今回は、赤玉土に炭の粉を混ぜた、ダニやカビを抑制する専用マットを注文しました。スズムシが先に届いたので、それが届き次第、マットの交換です。
スズムシは、孵化してから、大きくなるにつれ、ほぼ、1週間おきに、6、7回も、脱皮します。これは、の最後の脱皮後です。翅は白いんですよ。すぐに、黒くなります。そして、翅が固まると、数日後には、鳴き始めます。
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は、前翅をこすり合わせて、ヴァイオリンのような仕組みで、リーンリーンと鳴きます。スズムシは、飛ぶのを忘れた昆虫なので、後翅は、最後の脱皮後、抜け落ちます。
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俳句:
 
鈴虫と ひとりの闇を 頒(わか)ち合う 野見山ひふみ
 
今日の名言:
 
孤独の裏には自由があり、自由の裏には孤独がある。孤独くらいいい道連れはない。 岸 惠子(女優、文筆家)