小さきもの、ふたつ

育てているスカシユリ(5品種)は、一週間ほど前にすべて咲き終わりましたが、このスカシユリだけは、うまく撮れずにいました。ようやく、最後の一輪が美しく咲きました。小輪多花性の”スプリング・ピンク”です。草丈は大輪系の半分の60cmほど、花径も半分の6、7cmほどで、かわいらしいスカシユリです。
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一方、こちらも庭の小さき生きもので、メダカの稚魚です。すでに、数百匹が孵化していますが、まだまだふえるでしょう。さしずめ、めだかの学校です。いや、まだ保育園かな。園長をしています。(苦笑)
成魚の鉢から産卵床のホテイアオイを、1週間ごとに、孵化用の鉢へ移し、孵化した針子(稚魚)をヒメスイレンの鉢に移しています。
メダカの品種は、厳密には、求めたときの名前では、6品種ですが、もちろん、稚魚では、品種は判定できません。でも、双葉より芳し?で、孵ったときの2mm弱から5mm以上になると、色や輝きが出てきて、おおよそ見当がつきます。小さくても、光るのもいて、きら星のようです。
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今日の名言:
 
行水にも淵瀬あり 人の世に窮達なからめやは 樋口一葉
行水(ゆくみず):ここでは川のこと 窮達(きゅうたつ):困窮と栄達
流れる川にも淵や瀬があるように、人生にも、うまくゆくときも、わるいときもある、という意味でしょう。