春のモミジ

当地は、昨宵から桜散らしの雨がしとしとと降り続いています。
桜(ソメイヨシノ)は、花が散るやいなや、新芽が芽吹きますね。でも、その桜木を再び見上げる人は少なかりけり。
人の世も相似たり。(笑)
 
一方、皆が愛でるほどの花は咲かないモミジですが、地植えと鉢植えで8種類10本ほど育てています。ソメイヨシノとは逆に、芽吹いたかと思っていたら、すぐ、花が咲いています。
これは、「五月紅」という若葉の葉先が爪紅色に色づく品種です。まだ新葉が開ききっていないというのに花が咲いています。
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これは、親木の種を失敬しての実生なので、無名木ですが、親木に似て、秋には紫色に染まり、葉姿も美しいので、仮称:紫の上。(笑)
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これは、「青枝垂れ」。
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秋には、その名と違い、真っ赤に染まります。
この木を求めたとき、たしか「春に接ぎ木したばかりなので、まだ売りたくはない」と言われたのに、この紅葉に魅入って頒けてもらいました。(苦笑) 大事に育てて、ずいぶん大きくなりました。
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昨日求めてきた筍を1時間半ほど茹でながら、途中で火加減を見つつ、記しました。これから、初物の筍をつまみに一杯。👍
 
俳句:
 
花散るや 雨の音する 朝ぼらけ 功雪(しらこばと)