あれから10年

長かったような、あっという間だったような・・・
会社勤めのときの先輩は、定年になったら帰郷して、果樹園を作って楽しむのだと、笑顔でおっしゃっていたのに、その帰郷先で帰らぬ人になりました。合掌・・・
 
あの日は、当地でも揺れました。テレビの画面を見つつ、病んでいた妻が座っていたロッキングチェアと、大きな本棚を左右の手で、押さえていたのを思い出します。
 
鎮守の森の灯篭が10基ほども倒れていたのを知ったのは、数日後でした。
 
そして、容赦なく、コロナが襲い、はるかな昔から、人間は自然との闘いの連続なのですね。
 
そのようなことがなにごともないように花は咲いています。
先日、蕾を掲載した春蘭「錦波」の花茎は4本も立ち上がり、咲いています。
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これは、無銘の中国春蘭です。
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今日の名言:
 
どんな傷でも治るときは徐々に治ったのではありませんか。 ウィリアム・シェイクスピア(イギリスの劇作家、詩人)