花と蝶

梅雨が明けたら、さっそく猛暑。水撒きの仕事が増えました~
 
そんな中で、ホトトギス(杜鵑草)の花が咲き出しました。
月姫」に続いて、これまた早咲きの「江戸の華(花)」も咲き出しました。
花径3cmほどの花です。
ホトトギスは、いずれも同じく、その花弁と、雄しべ、雌しべが、色も形もさまざまで、ほかの花にはない、なんとも巧妙な造化がおもしろくて、10数種類も集めてしまいました。(苦笑)
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これは、先に咲いて、先日は古い写真を載せましたが、「月姫」です。
花径25mmほどとやや小ぶりの花です。
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日の光を浴びるようになって、朝顔がようやく、咲き始めました。朝顔まつりの行灯仕立てはおなじみの「暁シリーズ」の品種のミックスで、一応、袋には超巨大輪と記してありましたが、まずまずの大輪が咲きました。
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そして、今朝、ツマグロヒョウモン(蝶)の最初に蛹化した1頭が、9日目で、羽化しました。羽化の瞬間は観ることはできませんでした。♂でした。
羽化すると、翅全体に体液が浸み込むまでは、頭を上に、翅を垂らして、抜け殻にぶら下がっています。そのあと、飛び降りたところで、手を差し出すと、指先にとまり、手の上を動き回ります。すぐには飛び立ちません。
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そうしているところに、孫が、1歳半の健康診断(このような状況下のため、4か月遅れ)で、保健センターに行く日だったので、車を借りにやってきました。息子が休みが取れたので、ジージの出番はなし。
抱っこして、木にとめた蝶を見せましたが、絵本の世界とは違うので、あまり反応はなし。そうこうしている中に、蝶は、独り立ちして、快晴の空に向かって舞い上がりました。
おかげさまで、孫の健診の結果は異状なし。しかし、人間の独り立ちは、はるかに遠し。(笑)
 
俳句:
 
生れ出て 濡身(ぬれみ)ととのふ 蝶の息 田中祐三郎
天よりも かがやくものは 蝶の翅 山口誓子