振興センターには、ツバキとサザンカが合わせて460品種もありますが、大半はツバキ(椿)です。その中には、日本から欧米に渡り、品種改良された外国名のもたくさん植樹されています。
花弁が変色していないもの、傷ついていないものを探して、昨日は、ほんの17品種ほど、撮影してきました。
これは、椿の間に立てられていたツバキの花の形に関する説明ボードです。このように、多種多様なツバキがあります。以下、撮影した順に掲載します。
「岩根絞」濃紅地白斑入り八重・大輪
「朝鮮椿」朱紅色一重・筒~ラッパ咲き・筒しべ中輪
「白角倉(しろすみのくら)」白色八重~千重咲き・中~大輪
「太郎冠者」桃色一重・筒咲き~ラッパ咲き・中輪 中国産と日本産の交雑種で侘助椿の原種ともいわれている。古来、茶花に用いられてきた椿。
侘助(わびすけ)椿:花弁の少ない小型の花を付けて、あまり平開しない品種。
「明石潟」紅桃色八重・平開咲き・筒しべ極大輪
俳句:
仰向きに 椿の下を 通りけり 池内たけし
花弁(はなびら)の肉 やはらかに 落椿 飯田蛇笏
今日の名言:
長いこと考え込んでいるものが、いつも最善のものを選ぶわけではない。 ゲーテ