吉祥草の花

わが家の晩秋・初冬の花、キチジョウソウ(吉祥草)が咲き始めました。関東から九州の林に自生しているという、山野草です。
庭に植えておくと、吉事があるというので、この名があるそうです。30数年、庭の隅っこで、それほど増えもせず、絶えることもなく、わが家の吉事?同様、ほどほどに(苦笑)、生き延びています。
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花序の花茎と、花弁の外側が紅く、内側が白いので、おめでたい色合いでもあります。
日当たりのよいところで、東洋蘭のように、鉢植えで育てるのもよいそうです。
半日陰の地植えで、放ったらかしですが、毎年、花が咲きます。根茎が、地表を匍匐(ほふく)して、伸張します。
たくさん咲いているので、花瓶に挿したところで、撮りました。
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シルバー川柳:
 
欲しい物 今じゃ 優しさだけになり 宮沢淑子(大分県 74歳)
骨が減り 知人も減るが 口減らず 上川康介(広島県)
症状を 言えば言う程 薬増え 須藤貞子(奈良県 85歳)
 
今日の名言:
 
存命の喜び、日々に楽しまざらんや 吉田兼好「徒然草」より