川口・グリーンセンター おわりに

黄色いバラをもうひとつ。かぐや姫という品種。もちろん、日本で作出されたもの。1998年、京成バラ園芸作出
大輪で、多花性のようで見事なバラでした。日本バラ会の「香りの大賞」受賞とのこと。
バラの花言葉は、花の色によって異なるそうで、調べると、黄色のバラには、いくつもありましたが、友情、平和、愛の告白などが共通の言葉でした。
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チョウジソウ(丁字草)です。日本、中国、朝鮮半島原産だそうです。
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わが家の丁字草は、ずいぶん昔、園芸店で求めたものですが、今年も咲いて、調べると、これは、北米原産のホソバチョウジソウと分かりました。花の色や葉の幅が異なります。
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見本の坪庭の中で咲いていたカルミアです。別名、アメリカシャクナゲ。
大正時代に、東京市長がアメリカに桜を寄贈したお礼に、ハナミズキが届いた話は有名ですが、いっしょに、このカルミアも届いたのだそうです。
蕾は金平糖で、開くと、パラソルのような花です。
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ザクロの花がいっぱい咲いていました。あえて、ひとつだけ撮影しました。万緑叢(そう)紅一点と詠われたのは、このザクロの花ですね。
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最後に、キンメイチク(金明竹)というマダケ(真竹)の突然変異で、栽培品種の竹です。
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筍が大きく伸びていましたが、若竹のときから、黄色に、緑の縦縞が入っていました。
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俳句: 
 
皮を脱ぎ 竹壮齢と なりにけり 宮下翠舟
 
黄昏に 風戦(そよ)ぎて 竹落葉 功雪(しらこばと)
 
今日の名言:
 
人生を幸福にする為には、日常の瑣事(さじ=ささいなこと)を愛さなければならぬ。雲の光り、竹の戦(そよ)ぎ、群雀の声、行人の顔、――あらゆる日常の瑣事の中に無上の甘露(かんろ)味を感じなければならぬ。 芥川龍之介著「侏儒の言葉」より