川口・グリーンセンターでは、四季を問わず、いろいろな花を観ることができます。大温室では、熱帯スイレン(園芸品種)が咲いてました。名札と花の位置と合っていないようで、これは、名前不詳です。
これは、ブルースモークという名で、花弁の先になるほど、次第に、青色というより紫色に近い色になっていて、花自らライトアップしているような・・・
これは、通路のすぐそばで咲いていましたので、上から撮りました。名前はコロラタ。
この花は、形が面白いので、お気に入りのコエビソウです。花の穂が苞に覆われていて、たしかに、海老によく似ていますが、大きな海老です。(笑) 先っぽのほうが花です。温室でなくても育てられるようです。
大きなサボテンです。よそでも、大温室では、よく観ることができますね。キンシャチです。いくつか、大きなものの頂に、蕾がついていました。その名の通り、黄金色の小さな花が咲きます。20年以上かかって、ようやく花が咲くのだそうです。
温室には、まだまだ、いっぱい咲いていましたが、割愛ということで・・・、外に出ると、高い木にたくさんの紅い花が咲いていました。ベニバナトチノキです。
大集会堂の前の芝生の両サイドに咲いているバラの中からふたつだけ。
クイーン・エリザベスのピンクの花も満開でしたが、これは、ドイツで作出されたというレッド・クイーンという品種。
こちらは、通路のバラ・アーチに絡ませて仕立てられていて、イングリッシュ・ローズを代表するグラハム・トーマスで、バラの栽培家で、ガーデン・ライターでもある氏の名前を付けて、作出者から捧げられたもので、バラの殿堂入りの花だそうです。
俳句:
睡蓮や 鬢(びん)に手あてゝ 水鏡 杉田久女
礼肥(れいごえ)に 薔薇微笑みつ 二番花(ばな) 功雪(しらこばと)
今日の名言:
ふしぎだと思うこと、これが科学の芽です。よく観察してたしかめ、そして考えること、これが科学の茎です。そうして、最後になぞがとける。これが科学の花です。 朝永 振一郎(物理学者、ノーベル物理学賞受賞)