東京の桜の開花宣言がされるソメイヨシノの標本木です。思い出しつつ、掲載いたします。
撮影したのは、8年前で、いまは、幹の周りに杭が打たれて、白砂が敷かれているようです。
それにしても、腰が曲がって、杖が必要な老木です。
左手の建物は、能楽堂です。今年四月上旬には、夜桜能が催されるようです。
さらに左奥へ回ると、遊就館があり、戦没者や軍事関係の資料が展示されています。
これは、旧日本海軍の零式艦上戦闘機五二型。いわゆる、零戦の一機です。
このような未来ある若人が花と散った日があったことをいつまでも忘れてはならないと思います。
靖国神社の拝殿。
靖国通りを渡ると、北の丸公園で、日本武道館や千鳥ケ淵があります。
これからは、このような桜花爛漫の景色が観られると思います。
さらに南に進むと、(軍人、民間人の、身元不明や引き取り手のない遺骨を安置する施設の)千鳥ケ淵戦没者墓苑があります。
いまは昔、1年間、この地域の三番町が勤務先で、この一帯は、お昼の散歩コースでした。懐かしい思い出の地です。