庭の花々

関東地方は、梅雨入り前ですが、このところ、まるで梅雨のような天気が続いています。
そんな中でも、庭ではいろいろな花が咲いています。
 
これは、セイヨウバイカウツギ(西洋梅花空木)。日本原産のバイカウツギが欧州へ渡り改良されて、お里帰りのウツギだそう。冬はまさに枯れ枝のようになっていましたが、季節が来ると芽が出て咲きました。梅花の名が付いていますが、4弁花。
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ドクダミの花もこの時季の花。日本の三大薬草のひとつだそうで、明治生まれの祖母は、茎と葉を乾燥させて、煎じて飲んでいました。ウーロン茶を少し甘くしたような味がしていたような・・・ 漢方薬では、十薬と呼ばれていますね。
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十薬(どくだみ)や 十字の光 放つ闇 功雪(しらこばと)
 
ユキノシタの花茎も立ち上がって、咲いています。同じユキノシタ属の仲間だけに、大文字草と花の形がよく似ています。
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紅を差したようなヒメヒオウギの花。この花は白と朱色の2品種があります。ヒオウギとは、属が異なりますが、根元は、同じく扇型。
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ホタルブクロは、富士紅(ふじべに)が一番に咲きました。紅というよりピンクの花で、花弁が二重です。一部には、これで八重咲きとも言われています。
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ツツジが咲き終わったところで、サツキが咲き始めました。これは、薫風という品種です。蕾がいっぱいついています。サツキの特徴は、ツツジのように一度に開花しないで、1週間以上、つぎつぎに開花します。
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大輪のバラに続いて、ミニバラが咲き始めました。
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名前がわかっているのはこのひとつだけ。グリーンアイスです。花の色が白からピンクになって、最後にグリーンになります。
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最後は、母の日に求めたカーネーション。これも、長いこと咲きますね。
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今日の名言:
 
五月の朝の新緑と薫風は私の生活を貴族にする。 萩原朔太郎「月に吠える」の一節