平和の祈念 & 鶏頭の花

昨日は、広島に原爆が投下されて75年となる「原爆の日」でしたね。
今日は早、「立秋」。
明後日は、長崎の「原爆の日」。
間に「山の日」があって、15日は「終戦記念日」ですね。
 
毎年、なんとなく、重苦しく感じる8月の2週間です。
 
戦後に幼少期を過ごした少年の思いは、いまもなお、消えてはいませんが、今日は触れないことにいたします。
 
ただひとつ、言えることは、「原子爆弾は、米ソの冷戦時代の30数年前までは、世界に6万5千基。いま、減ってはいても、なお、1万数千基
その個々の威力たるや、あのふたつの原子爆弾の比ではなく(100倍以上/基とも)、もし、第三次の世界大戦になろうものなら、人類の存亡に関わる戦いになるのは必至」ということですね。
 
未来永劫の平和を祈念いたしましょう。
 
 
昨日の散歩では、ケイトウ(鶏頭)の花に出合いました。少し、小ぶりでした。去年までは、近所の高齢の方が、緑道の一隅で、大きいのを育てられていましたが、今年はやめられたようで、残念でした。
鶏頭の花_e0413146_15212320.jpg
 
俳句:
 
鶏頭の 十四五本も ありぬべし 正岡子規
 
この句は、結核の病で臥せていて、病床から庭先の鶏頭を詠んだ句だといわれていて、この写生句を評価する人、一方、しない人がいたのは確かですが、それはともかく、子規はこの句を詠み、まもなく、34歳の若さで没しています。人生50年の時代とはいえ、夭折でしたね。