木槿の花と緑色の紫陽花

公園では、駐車場の傍で、ムクゲ(木槿)の花が咲いていました。珍しい八重の紅花です。
 
ムクゲは、一日花ではなく、開いて閉じてを2、3日繰り返すようですが、この八重は、閉じるのは難しそうだけど、右下のは、上手く閉じている~
 
蓮華は、早朝開いて、お昼には閉じて3、4日で散り、ツユクサは一日花。
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この花は、”埼玉県花と緑の振興センター”にもあり、一昨年撮っていました。
センターのページで探して、品種名がわかりました。「光花笠(ひかりはながさ)」だそうで、言い得て妙。👍 たしかに、花笠のように見えます。
そのときの花が、少しきれいに撮れていましたので掲載します。
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近くの川べりの散歩コースには、よく見かける、白地に底紅の花が咲く木が数本あります。「宗旦」です。なんでも、千利休の孫、千家三代目、宗旦が好んだムクゲだとか。
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公園には、まだ、咲いているアジサイの株もありましたが、緑色の紫陽花が・・・
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数年前のこと、東京・椿山荘まで蛍観賞に行った折、入り口の目白通りに面した高級な”音の葉”というグリーンショップに、緑色の紫陽花があり、買いたいけれどもお値段で諦めたことがあったのを思い出したことでした。
 
公園のこの花は、七変化の最後?
来年にかけて、観察してみます。閑暇の爺は、なにかと、どうでもいいことを楽しんでいます。(笑)
でも、好奇心があるうちはまだ大丈夫かな?(苦笑)
 
昨日撮ってきた写真は、まだたくさんあります。この長梅雨での貴重な被写体、ゆるゆる掲載いたします。
 
俳句:
 
それがしも 其の日暮らしぞ 花木槿(はなむくげ) 小林一茶
道のべの 木槿は馬に くはれけり 松尾芭蕉 馬上吟、野ざらし紀行より
 
花入(はないれ)の むくげの花の 眠りをり 功雪(しらこばと) 花入:茶席に飾る茶花を入れる器で~す。