ツマグロヒョウモン(蝶)の羽化

2日前(28日)からツマグロヒョウモン羽化が始まりました。午前中に羽化して、お昼前後には飛び立ちます。
想定していたとおり、蛹化から9~10日目でした。最初は、♂の1頭、そのあとは、♀が3頭で、飼育箱(虫かご)にはまだ蛹がいます。
最初の♂の裏翅です。翅を広げてくれませんでした。
タテハチョウ科の仲間は、一見、脚が4本です。前脚もありますが、極端に短くなって、感覚器官の働きをするように進化?しています。
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こちらは、続いて、羽化した♀です。
いずれも、羽化してしばらくは、翅に体液が滲みわたり、そして、翅が固まるまでは、遊んでくれます。(苦笑)
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もう一種のルリタテハは、蛹化が数日後だったので、羽化はまだで、4頭、上蓋にぶらさがっています。産卵に来た♀は、見ていないというのに、幼虫の食草のホトトギスに、なんと、30頭もいました~ (゚-゚;)
いったん、飼育箱に保護しましたが、いつもは、葉の裏側にいる習性があるので、これだけの数に、食草だけ、放り込んで与えるだけでは、無理があるので、もうひとつの食草にユリがあり、そこで、まだ青い葉がたくさん残っていた数株のスカシユリに移しました。たまに、落下するので、見つけると、救援です。(^-^ ;)
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