いずれ菖蒲か杜若

雨降りで、写真ネタがないので、在庫から・・・
いずれ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)の意味は、”どちらも美しくて優劣をつけがたい”だそうですが、以前、撮影した写真を並べてみます。
 
アヤメ(菖蒲、文目、綾目):湿地ではなく、山野の草地に自生。花びらに網目模様があるのが特徴。
いずれ菖蒲か杜若_e0413146_14435460.jpg
いずれ菖蒲か杜若_e0413146_14440157.jpg
 
カキツバタ(杜若、燕子花):湿地に自生、花びらの中央に白あるいは淡黄色の筋があるのが特徴。
いずれ菖蒲か杜若_e0413146_14500127.jpg
いずれ菖蒲か杜若_e0413146_14500676.jpg
 
ハナショウブ(花菖蒲):湿地に自生するノハナショウブ(野花菖蒲)の原種から改良された園芸品種。ノハナショウブもハナショウブも、花びらの中心が黄色いのが特徴。ノハナショウブの写真は持ち合わせませんので、これは、ハナショウブです。
品種名:橋姫(源氏物語から採られた名前かな?) 神代植物公園(東京・調布市)にて撮影
いずれ菖蒲か杜若_e0413146_15155603.jpg
品種名:不詳
いずれ菖蒲か杜若_e0413146_15034099.jpg
なお、以上はすべて、アヤメ科アヤメ属ですが、端午の節句のショウブ(菖蒲)は、ショウブ科ショウブ属で、まったく別種です。
 
俳句:
 
夕暮は 人美しく 杜若 高木晴子
 
今日の名言:
 
日日是好日(にちにちこれこうにち) 中国唐時代の雲門禅師の言葉、後に、「碧巌録(へきがんろく)」に収められている。
岐阜市・瑞龍寺の”こころの杖”には、「晴れて良し 曇りても良し 富士の山 元の姿は 変わらざりけり これが当に日々是好日」と記されています。