壮大な宇宙の話題

日曜日の日本経済新聞の記事「サイエンス」で、読んで知りました。
 
これは、アルマ望遠鏡(南米・チリの標高5000メートルのアタカマ砂漠に建設された世界最大級の巨大電波望遠鏡)で観測された「うみへび座TW星」。
出典は、国立天文台の塚越崇助教提供の画像です。
壮大な宇宙の話題_e0413146_19332446.jpg
宇宙の規模では、すぐお隣のおよそ200光年の至近距離です。より正確には176年前(江戸時代天保のころかな)に発せられた電磁波、光がいま届いているくらいですけれど・・・
 
たまたま、この円盤は、地球からは真上から見たような位置(向き)だそうです。
この星で、太陽系がいかにして生成されたかがわかるので、注目されています。
円盤の黒い筋(輪)や円周では、いままさに、周りの塵がまとまったり、はじかれて、惑星が誕生している最中だそうです。
 
でも、地球のような惑星ができるのか見届けるには、億年単位で長生きしなければなりません。(爆)
 
生命の素材といえる水や有機分子があることが確認できているそうです。
 
宇宙は、ビッグバンで、今から138億年前に誕生したといわれています。そして、(最近の研究によると)2兆もの銀河が存在して、その中のひとつの天の川銀河には1000億の恒星があるそうです。そのひとつが太陽(年齢はおよそ46億歳)で、その惑星のひとつ、地球に、たまたま、科学技術が花開いたちょうどいいタイミングに私たちは存在している稀有なる、ラッキーで、おめでたい存在なのですね。👍
さらに、これらの膨大な数から考えると、知的生命体が、いま、あるいは、過去、未来の存在確率は、きわめて高いような・・・ 残念ながら、交信は不可能・・・
 
超々・・・幸運な機会に恵まれたからには、生老病死であたふたしないで、さらにもう少しでも幸せな中で生き永らえたいものですね。(笑)
 
今日の名言:
 
人生が長くなったため、青春よりも、朱夏、白秋が大事な季節になった。 城山三郎(作家、「わたしの情報日記」より)