演劇の案内届く

友人の辻萬長さん(俳優)から、つい先日、演劇の案内が届きました。ふるさと、九州・佐賀の中学・高校の同級生です。萬長は本名で、”かずなが”ですが、仲間の間では、”まんちょう”あるいは”ばんちょう”と呼んでいました。彼は、若くして、故・井上ひさしさん主宰のこまつ座に所属して、その後も井上ひさし作の戯曲を中心に活躍していて、いまや、座の重鎮です。
老いたりとは言えども、舞台狭しと、動き回って、”人を泣かせたり、笑わせたりしています”。貫禄のある体型と顔立ち、そして、野太い声で、NHKの大河ドラマや声優としても活躍しています。
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今回、といっても、公演は9月ですが、いつものように、新宿・紀伊國屋サザンシアターでの公演。「日の浦姫物語」で、井上ひさしの初期の傑作。
 
井上ひさしは、半世紀にもなりますが、NHKで放送された人形劇「ひょっこりひょうたん島」の原作者でもありますね。このたびの公演は、平安時代の奥州が舞台の狂気と慈愛の物語だそうです。これまで、数々の井上ひさし作の演劇を観させていただいてきましたが、この作品は初めてなので楽しみです。
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いつも誰かを誘って行くのですが、このところ、お嫁ちゃんの両親と2、3回、行きましたが、今回は、ずいぶん先なので、おふたりとも、仕事は現役なので、予定はむずかしいかと思って、今回は、学友を誘っているところです。
 
俳句:
 
楽日の 役者の帰路や 花の道 功雪(しらこばと)
 
今日の名言:
 
むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、ゆかいなことをいっそうゆかいに 井上ひさし(小説家、劇作家、放送作家)