夕刻の散歩

4日(木)の春一番は、南風はいっときで、北風に変わりました。
 
その日、調子に乗って散歩兼筋トレに励んだところ、夕刻の冷たい風で風邪を引き込んだようで(苦笑)、翌朝、微熱だけで、幸いすぐに治りましたが、3日間、大事をとって、今日は、少し歩いてきました。
 
あの春一番は、まさに瞬間風速で宣言されたようで(笑)、その後、一向に、暖かい風は吹きません。
 
わが家のフクジュソウ(福寿草)の方が賢く、春の定点観測をしていて、まだ開花しません。(笑)
 
今日は、寒い中での散歩の途中、ツグミを見かけました。いつも、ポケットにコンデジは入れていますが、撮ることかなわず。
在庫の写真です。田んぼの畔で出合ったときの1枚です。
ツグミは、草地で、数歩ぴょんぴょん跳ねて、立ち止まっては、いつも胸を張り、姿勢がいい鳥さんです。👍
なお、羽の色は個体差があります。
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今日の名言:
 
「無理に前を向く必要はない。悲しみと共に歩んでいけばいい。そうすればあなたはいつか必ず何かを見出すだろう」 山折哲雄(宗教学者)
 
じつは、一昨日(2021年2月6日)の日本経済新聞に掲載された、俳人・黛まどか氏のエッセーからの抜粋です。
 
題は「悲しみと共に」 彼女のご尊父(俳人・黛執氏)が昨秋、亡くなられ、そのあとの、親しくされているおふたりの電話での会話の一節です。
 
文は、”春の季語に「北窓開く」がある。寒風を防ぐため冬に閉ざしていた北側の窓を、春になって開けることをいう。父の部屋には北窓がある。もっとも寒冷地ではないので塞ぐことはないのだが、その小窓を開ける度に、父の言葉が甦る。「北窓は景色が南向きで暖かいから、いいものだよ」。春が立った。私もそろそろ心の北窓を開けて、明るく暖かい景色を招き入れないといけない”と結んでおられます。
 
俳句:
 
北窓を開け 父の顔 母の顔 阿波野青畝