お正月

家の周りに大小のナンテンが生えていますが、師走に庭掃除をしていたときに、白い実がなっているのに、はじめて気づきました。植えた覚えがなくて、20本ほどもあり、鳥さんの落としものから芽生えたものばかり。
 
紅い実は、ほとんど、食べ尽くされてしまいましたが、わずかに、残っていたものも手折って、壁掛けの一輪挿し投げ入れで、活け?ました。
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ナンテンは、難を転じるので好まれる植物ですが、今日ばかりは紅白で、おめでたい飾りになりましたとさ。これまた、白組の勝ち。102.png
ナンテンの実は、花瓶に活けても、落ちずに2~3週間楽しめます。白い実は珍しいので、適当なところで、鉢に蒔いてみます。実を観るまで、生き永らえるよう努めましょっ。それよりも、まず、お芽出たいかな。105.png
 
元日は、お昼から日が沈む4時過ぎまで、孫の相手をしてきました。
その前に、下拵えをしてきたもので、数品(お雑煮、鯛のカルパッチョ、菜の花のおひたしなど)、ママに手伝ってもらって、拵えて、並べました。おせちは、和洋中の三段が届いていました。
 
そのあと、孫Iが幼稚園で習い始めた縄跳びをして見せてくれましたが、まだ、縄を後ろから前までの頭越えの段階。
もちろん、うまいうまいと褒めて、縄が少し長いので詰めてあげましたが、跳べるようになるのは、もう少し先。
パパ(息子)は、小学校低学年で、”はやぶさ”という大技(後ろ交差の二重跳び)ができていましたので、そのうち、追いつくでしょっ。
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孫Ⅱは、4か月半で、顔の認識機能が付いて、一番はもちろんママで、お兄ちゃん、パパ、爺の順で、接する頻度で、反応が違います。
それと、エンジェル・スマイル(新生児微笑)から社会的微笑に移りつつあり、口元が緩みます。集団生活をする上での人間の本能なのでしょうね。チンパンジーやニホンザルの赤ちゃんにもみられるそうです。
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俳句:
 
いずれも小林一茶の句です。
めでたさも ちう位也 おらが春 ちう位=中くらい
正月の 子供になりて みたき哉
目出度と いふも二人の 雑煮哉
這へ笑へ 二つになるぞ けさからは 当時の数え年で、元日に2歳になった子に向けて、でしょう。
春立や 愚の上に又 愚にかへる